当せん金の手取り・税金・贈与税がぜんぶわかる

最終更新: (2026年・令和8年時点の情報)

キャリーオーバーとは?——仕組みとロト6・ロト7・ミニロト・ビンゴ5の違い

「キャリーオーバー発生中」という言葉、ニュースや売り場でよく見かけるけれど、正確な意味は意外と説明しづらいものです。結論から言うと、キャリーオーバーとは当せん者がいなかった等級の当せん金などが、次回の1等当せん金に繰り越される仕組みのことです。これがあるから、ロト7の1等は最高12億円、ロト6は最高6億円まで膨らみます。この記事では、繰り越しが起きる条件、くじごとの違い(ミニロトやビンゴ5にはありません)、そして「キャリーオーバー中に当たっても当せん金は非課税のまま」という税金の結論まで、順番に整理します。

結論: 「該当者なし」の当せん金が、次回の1等に上乗せされる

宝くじ公式サイトの商品説明では、キャリーオーバーは次のように説明されています。①当せん者がいない等級の当せん金、または②1口あたりの当せん金が定められた上限を超えた場合の超過分が、次回の1等当せん金に繰り越される——この繰越金がキャリーオーバーです。

たとえばロト7で1等該当者が出なかった回は、その1等分の当せん金が消えるのではなく、次回の1等の原資に積み増しされます。該当なしが続けば続くほど積み上がっていくため、「キャリーオーバー◯億円発生中」という状態が生まれます。逆に、1等が出て繰越金が使われると、キャリーオーバーは解消(またはリセット)されます。

ひとつ誤解しやすいのは、繰越金の総額がそのまま1人の賞金になるわけではないという点です。1口で受け取れる1等には上限があり(ロト7は12億円・ロト6は6億円)、上限を超えた分はさらに次回へ繰り越されます。

くじごとの違い——キャリーオーバーがあるのはロト7とロト6だけ

数字選択式宝くじでも、キャリーオーバーの有無はくじによって異なります。あるのはロト7とロト6の2つだけで、ミニロトとビンゴ5にはありません(宝くじ公式サイトの各商品説明・受託銀行の用語解説による)。

くじキャリーオーバー1等(通常時・理論値)発生時の1等最高抽せん日1口
ロト7あり7億円12億円300円
ロト6あり2億円6億円月・木200円
ミニロトなし約1,000万円200円
ビンゴ5なし約555万円200円

ミニロト(1〜31から5個)とビンゴ5は、当せん金が次回へ繰り越されない設計です。そのため1等が回をまたいで何倍にも膨らむことはなく、当せん金額が比較的安定しているくじと言えます。「キャリーオーバー狙い」という言葉が使われるのがいつもロト7・ロト6なのは、この設計の違いによるものです。

なお、宝くじとは別制度のスポーツくじ(BIG・MEGA BIGなど)にも、同様の繰越の仕組みがあります。当サイトのトップページでは、ロト7・ロト6に加えてBIG・MEGA BIGの現在の繰越額もまとめて表示しています。詳細はスポーツくじ公式サイトをご確認ください。

※ 理論値は宝くじ公式サイトの各商品説明による2026年7月時点の数字です。実際の当せん金額は発売額と当せん口数により毎回変動します。

今いくら積み上がっている?——現在額は毎日更新ページへ

キャリーオーバーの額は抽せんごとに変わります。当サイトでは、公式の公表値を毎日確認して反映した現在額を、くじ別のページで「第◯回抽せん分」の日付付きで表示しています。

過去の記録としては、ロト7で約58億円(2021年・第408回時点)、ロト6で約18億円(2021年・第1588回時点)まで積み上がった例が集計されています(記録集計サイトによる・二次情報)。それでも1口の1等は上限までですから、額の大きさは「当たりやすさ」とは関係がない点は心に留めておきたいところです。

税金はどうなる?——キャリーオーバー中でも当せん金は非課税のまま

「12億円みたいな大金だと、さすがに税金がかかるのでは?」と思うかもしれませんが、かかりません。宝くじの当せん金は、キャリーオーバーで増えた分も含めて全額が非課税です。当せん金付証票法(第13条)で「所得税を課さない」と定められており、所得ではないため住民税もかからず、確定申告も原則不要です。金額の大小で扱いは変わりません。

ただし、非課税なのは「当せん金を受け取ること」までです。受け取ったあとには、税金が絡む場面が2つあります。①家族など他人へ分けると、もらった側に贈与税がかかることがある(年間110万円の基礎控除超の部分)。②預金の利息や投資の運用益には通常どおり課税される。「いくら分けるとどうなるか」「毎月いくら使うと何年もつか」は、宝くじ当せん後シミュレーターで当選金額を選ぶだけで確認できます。

🧮当たったら、手取りと贈与税を試算してみる

キャリーオーバーで膨らんだ額も全額非課税。当選金額を選ぶと、受け取れる額・家族に分けたときの贈与税・毎月いくらで何年もつかを自動計算します。

🎫 宝くじ当せん後シミュレーターを使う

よくある質問

Q. キャリーオーバーとは何ですか?
A. 当せん者がいない等級の当せん金や、1口あたりの上限を超えた超過分が、次回の1等当せん金に繰り越される仕組みです。宝くじではロト7とロト6にあり、発生時はロト7の1等が最高12億円、ロト6が最高6億円になります。
Q. ミニロトやビンゴ5にキャリーオーバーはありますか?
A. ありません。次回への繰越があるのはロト7・ロト6だけで、ミニロト(1等理論値約1,000万円)とビンゴ5(同約555万円)の当せん金は回をまたいで膨らみません。
Q. キャリーオーバーはいくらまで膨らみますか?
A. 繰越金の総額に上限はありませんが、1口で受け取れる1等には上限があります(ロト7は12億円・ロト6は6億円)。超えた分はさらに次回へ繰り越されます。
Q. キャリーオーバーで当たった当せん金に税金はかかりますか?
A. かかりません。当せん金は全額非課税のままです。ただし受け取ったあとに家族へ分けると贈与税が、運用で増えた分には通常の税金が絡みます。詳しくは宝くじの税金は翌年かかる?もご覧ください。

現在の繰越額はロト7のキャリーオーバーロト6のキャリーオーバーで毎日更新しています。高額当せん時の受け取り手続きは高額当選したら——受け取り方の手続きと気をつけること、当たった額の手取り・贈与税は宝くじ当せん後シミュレーターでどうぞ。

参考にした一次情報・出典

本記事は一般的な制度と公表情報の解説です(2026年7月時点)。キャリーオーバー額・当せん金額は抽せんごとに変動し、実際の当せん金は発売額と当せん口数により変わります。当サイトは当せん数字の予想・攻略法・購入の斡旋は行いません。当せん金は非課税ですが、家族への分配(贈与)・運用など個別の状況によって税金の扱いは変わります。個別の税務判断は税理士など専門家にご確認ください。個別のご相談には対応していません。
宝くじナビのトップ(シミュレーター)へ